研修例
<選択方法概要>
外科専門医プログラムの3年間では、大学研修期間は6ヶ月を必須とし、6ヶ月~1年程度研修します。
残りの研修期間の病院選択は個人個人と相談になります!
大学での研修を多めにやりたい人、県外に行きたい人、サブスペシャリティに特化して回りたい人(例えばもう心臓血管外科に進む事は決めているので心臓血管外科を多めに回りたい、等)、県内を中心に武者修行したい人など様々なニーズに応える準備をしています。
研修例①
外科医4年目になる古谷元宏と申します。
私の場合は、大学病院と市中病院で交互に働かせて頂くようにプログラムを組みました。
市中病院にて研修を積んだことで、他大学の医局の先生方からもたくさんの知識と手術手技を学ぶことが出来ました。違う医療文化圏での経験はコミュニケーション能力向上や、新しい視点に気づくきっかけを与えてくれます。
専攻医は、自分の希望によりますが、短い期間で病院を転々とする場合もあるかと思います。それぞれの病院での決まり事などに戸惑うこともあると思いますが、それ以上に自分のスキル向上につながる機会が多々あります。是非視野を広げるためにも県外病院にも目を向けてみてください。
研修例②
初めまして。外科専門医プログラム3年目の樋口と申します。私は山梨県出身であること、また手術執刀を沢山経験したいという希望があり山梨県外科専門医プログラムを選択いたしました。初年度と3年目は地域の中核病院で沢山の執刀を経験させて頂き、2年目は大学病院でより高難度な症例の診療に携わらせて頂きました。関連病院では自ら執刀することで技術と知識を磨き、大学病院では助手として俯瞰的に手術を眺めることで、自分の解剖理解や手術手技を冷静に顧みる良いきっかけとなりました。また大学病院では学術活動の初学も学ぶことができ、3年間で外科医としての基礎をバランスよく学習することが出来たと考えています。