Q & A

今年はいつから募集開始です?
まだ、正式には決まっておりませんが、8月〜9月には公示される予定です。
詳しくは日本外科学会のホームページをご覧ください。
また、登録も日本外科学会のホームページからのみ登録可能となります。
どのように研修先は決まりますか?
半年ごとに、各専攻医の経験症例を調査し、経験状況を加味して、本人と相談の上、研修先を決めます。その後、研修先との調整の上、管理委員会で決定します。各専攻医が外科全般的な症例が経験出来るよう考慮します。
医局への入局は必要ですか?
必ずしも必要ではありません。研修先の各病院の所属のみでもかまいません。当プログラムのみの参加も可能です。ただし、3年間の研修の内、基幹病院である山梨大学で、最低6ヶ月の研修が必要です。

Q. 出産と育児との両立は可能でしょうか?

可能です。

私は、心臓血管外科医を目指して山梨大学外科専門医プログラムに入りました。研修医の時に第1子を出産し、仕事と家庭を両立しながら外科医として研鑽を積んでいます。外科専門医プログラム中に第2子を出産して育児休暇を取得し、2022年4月からまた専門医研修を再開します。育児が大変なときや妊娠中も仕事内容・時間などを配慮して頂けるので、これからも仕事と家庭を両立しながら外科専門医を取得するために研鑽を続けられると思います。

Q. 女性外科医としてキャリアを積んでいくことは可能ですか?

可能です。

私は山梨大学第二外科に入局後、山梨大学外科専門医プログラムの関連病院である、都立広尾病院で一般外科研修を行い、6年目に外科専門医を取得しました。その後、国立国際医療研究センターで呼吸器外科修練を行い、8年目に呼吸器外科専門医を取得しました。専門医取得のための手術症例数や論文執筆・学会発表など、当外科専門医プログラムにて十分なキャリアが積めます!

Q. 大学での研修が不安なんですが、必須ですか?また、タイミングは選べますか?

 

大学研修は必須ですが、タイミングは選べます

 大学での研修は3年間のプログラム期間中に6ヶ月は義務づけられています。ただ、そのタイミングは教授や医局長の先生と相談しながら決めることが出来ます。私の場合は、初期研修終了後はまず外病院で手術をたくさん経験したかったため、山梨厚生病院で研鑽させて頂きました。その後大学に戻り、1年間消化管グループ、肝胆膵グループ、乳腺グループをローテーションし、大学ならではの症例の中で学ぶことが出来ました。

学年の近い先輩からのアドバイスも多く頂くことが出来ますし、アットホームな感じで研修が出来ますよ!

Q消化器外科志望だけど、呼吸器・心臓血管外科の研修が不安、、、実際のところを教えてほしい!

連携が密なので心配しないで下さい!

 

 山梨大学は第一外科と第二外科で外科専門医プログラムを行っていますが、この2つの科は医局自体も隣同士で、とても親密に連携しています。上の先生同士、若手・中堅同士も仲が良いため、自分にどの症例が足りないのか、そして症例を経験するためにはどのグループをどれくらいの期間回ればいいのか、具体的に話し合ってくれます!

・例えば自分は消化器外科志望でしたが、2021年7・8月の2ヶ月間呼吸器外科・心臓血管外科にお世話になり、症例を経験させて頂きました。和気あいあいとしているため、自分の希望も言いやすい環境でした!(その逆も然りで、呼吸器・心臓血管外科志望の先生が短期間に消化器外科に研修に来た際も同様に、希望を聞きながら、必要な症例を経験し、その後は志望科の研修に特化することも可能です!)